Published 2023/10/20 12:26 (JST) Updated 2023/10/20 12:43 (JST) 木原稔防衛相は20日の記者会見で、元自衛官五ノ井里奈さんへの侮辱罪で略式起訴された男が、茨城県の勝田駐屯地にある陸上自衛隊施設学校の幹部自衛官(41)だと明らかにした。「誠に遺憾。厳正に対処する」と述べた。
7日に起きたパレスチナ自治区のガザを支配するイスラム組織ハマスの大規模な奇襲攻撃で、10日時点で1000人近いイスラエル人が死んだという。イスラエルのネタニヤフ首相は正式に宣戦布告した。すでに激しい空爆がガザ市内に行われ、地上部隊のガザ侵攻も避けれれない状況だ。ネタニヤフは治安閣議の中で「敵にすさまじい代償を払わせる」と述べているが、軍事力には雲泥の差があり、一方的な戦争になることは目に見えている。新たなガザ戦争が日本と世界にもたらす最悪のシナリオは、パレスチナ危機が湾岸を舞台とした新たな中東危機の引き金になることである。 ■歴史的敗北の再来 今回のハマスの奇襲攻撃について、イスラエル紙ハアレツの軍事専門記者は、1973年10月6日にエジプト軍による奇襲攻撃で始まった第4次中東戦争(十月戦争、ユム・キプール戦争)に匹敵する政治、軍事上の衝撃を与えているという論評を出した。 50年前、エジプ
イスラエルのガザへの陸上侵攻を前に、とりあえず、インタビュー風に解説してみました。 ■2023年10月7日にハマスがイスラエルに対して、陸、海、空からの複合攻撃をかけかけました。3500発から5000発のロケット弾攻撃、壁を打ち破っての、イスラエル支配地域への侵入と破壊、人質の確保など、量質ともに、かつてない規模の奇襲攻撃を行いました。このハマスの攻撃の理由と目的は? 一番の理由は、ハマスが自分で言っているように、エルサレムの聖地、アルアクサ・モスクがイスラエル人に汚されてきたことへの怒り、それから、ヨルダン川西岸地区におけるパレスチナ人に対する人権を無視したイスラエル側の行動、そして、ガザの封鎖が続いているという状況、こうした状況に対する怒りが爆発したと見ています。 この点が、日本で十分に報道されてこなかったので、唐突感を覚えておられる方が多いようです。ガザは、いつか爆発すると予想してい
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