高畑勲監督の死去を受けて、1988年公開のアニメーション映画『火垂るの墓』が4月13日に『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で急きょオンエアされた。同作はほかのスタジオジブリ作品とともに、日本テレビで8月を中心に定期的に放送されてきた。戦争で両親を亡くした兄と妹が、自由を求めて防空壕で暮らしはじめるも、食べ物にありつけず、栄養失調で妹を亡くし、やがて兄も戦後の浮浪児となって命を落とす切ないストーリーである。 戦争の悲惨さを描いた名作として知られるが、ネット上では思わぬところからツッコミが入っている。 「空襲で母親を亡くした兄と妹は親戚のおばさんの家へ引き取られます。折り合いがあわずに家を出て防空壕で暮らし始めるのですが、そこに『そこは我慢しろよ』『なんで謝らないの』『母の形見の着物を米に換えられたことに文句を言うけど、家賃光熱費払ってるの』といったツッコミがネット上では見られます。作中