東京理科大学(理科大)は7月27日、高イオン伝導性を示す新たな「固体マグネシウム(Mg2+)イオン伝導体」の開発に成功し、バッテリー電解質として必要とされる実用的なイオン伝導度である約10-3S cm-1を室温で達成したことを発表した。 同成果は、理科大理学部第一部応用化学科の貞清正彰講師、同・大学大学院理学研究科化学専攻の吉田悠人大学院生(研究当時)、東京大学大学院理学系研究科化学専攻の山田鉄兵教授、北海道大学触媒科学研究所の清水研一教授、同・鳥屋尾隆助教らの共同研究チームによるもの。詳細は、米国化学会が刊行する機関学術誌「Journal of American Chemical Society」に掲載された。 現在、多くの機器にリチウムイオン電池(LIB)が活用されるようになっているが、中でも電気自動車(EV)の場合、現行の電解液型LIBではエネルギー密度が不足しており、その性能向上に
ロッテグループ・化学群が米国内のエコ電気自動車バッテリー素材市場を先取りするため、現地合弁会社の設立に乗り出した。 ロッテグループはグループの石油化学系列会社のロッテケミカルとロッテアルミニウムが米ケンタッキー州(Kentucky)エリザベスタウン(Elizabethtown)近くに100%子会社を設立したと27日、明らかにした。 3300億ウォンを投資して作られる合弁会社「ロッテアルミニウムマテリアルズUSA(LOTTE ALUMINIUM MATERIALS USA)」は、米国に設立される初の正極箔生産基地だ。 正極箔はリチウムイオンバッテリーの4大構成要素の一つで、二次電池の容量と電圧を決定する正極活物質を支持すると同時に、電子の移動通路の役割をする素材で、高い熱伝導性で、電池内部の熱放出を支援する必須素材だ。 このため、ロッテケミカルの米国電池素材法人であるロッテバッテリーマテリア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く