高機能化が進む携帯電話には、GPSだけでなく、加速度センサーや地磁気センサーなど、さまざまなデバイスが搭載されるようになっている。GPSの方は、KDDIが積極的に搭載を進めていたり、2007年4月以降は原則として位置情報の通知機能が必須になることもあって、すでに多数の搭載例と、それを活用するナビゲーションソフトなどが登場している。しかし、加速度センサーや地磁気センサーは、まだ採用機種が多くないこともあり、一般ユーザーにはそのメリットがあまり知られていない。 ボーダフォンのVGA液晶搭載端末「904SH」は、その液晶の解像度の高さもさることながら、前後/左右/上下の3方向の加速度センサーとヨー/ピッチ/ロールが検出できる3軸の地磁気センサーを持つ「モーションコントロールセンサー」を搭載した点が大きな話題となった。6軸センサーは、端末の移動方向と、向きや回転を検出するセンサーだ。このセンサーを