写真3●ぐるなびの半田純也 執行役員<br>「我々のユーザーにおけるIEのシェアは非常に高い。IEで価値の高いサービスを提供することは非常に重要」 日本マイクロソフトは2011年4月26日の午前0時、Webブラウザーの最新版「Internet Explorer(IE)9」日本語版の提供を開始した(写真1)。既にWebサービス事業者など25社が、対応コンテンツの提供を表明済み。企業向けWebアプリケーションについても、24社がIE9の機能を活用した製品の販売を予定している。 「IE9では、マルチコアプロセッサやGPU(グラフィックス処理専用プロセッサ)など、ハードウエアを有効活用することによる高速化に取り組んだ。さらにWebアプリケーションの使い勝手を高めるため、HTML5に積極的に準拠してきた。これらの強化により、ネイティブアプリケーションと同じ体験をWebでも提供する」。正式提供開始に先