女性蔑視やじ問題で東京都議会が6月、複数のやじの発言者を特定しない中途半端な幕引きで閉会し、批判を浴びて以降、最初の定例会が始まった。25日の一般質問では、不規則発言が飛び交う従来の騒然とした雰囲気が一変。シーンとした議場に議員と都幹部の問答が響いた。そんな表面上の行儀の良さとは裏腹に、最大会派の自民党から開会直前に失言も飛び出すなど、都議会の改革の道筋は3カ月あまり経過しても見えてこない。 「セクハラやじは全女性の尊厳を害するものであります」。本会議場で25日、やじを浴びた塩村文夏議員(36)の所属するみんなの党会派の上田令子議員(49)が一般質問に立ち、語気を強めた。塩村氏と同じく1期目だ。与党会派を中心に野党の新人にやじを飛ばすのが日常となっていたが、この日は一様に沈黙。議員たちは自席で雑誌の記事に目を通したり、隣席の同僚と談笑したり。 やじ問題以降、みんなの党会派も応援のかけ声
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