橋本署は5日、和歌山県九度山町のほこらに納められていた仏像(高さ約20センチ、時価2万円相当)を盗んだ疑いがあるとして、高野町高野山の自称僧侶、平尾光證容疑者(75)を窃盗容疑で緊急逮捕し、発表した。「自分で拝むために盗んだ」と容疑を認めているという。 署によると、平尾容疑者は3月15日から4月5日の間に、九度山町の地区が管理する国道脇のほこらに安置されていた仏像を盗んだ疑いがある。5日午前11時10分ごろ、署員が町内をパトロールしていたところ、路上で仏像を脇に抱えて歩いている平尾容疑者を発見し、発覚したという。
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