朝日「吉田調書」誤報問題で、よく分からないのは、事故後の現場の大混乱の中で、所長命令が錯綜して意思疎通が出来ないことは大いにありうることで、その中の一断面に過ぎない、とりあえず「結果オーライ」になった事例をことさら取り出して「現場の任務放棄」とスクープ仕立てにした朝日の判断なわけで、誤報というより判断も問題のような気がしますが、ただそういうことって現実にはありますよね。 ペンが走るというか、書きすぎてしまう。自分がやってしまう時もあるし、県政関連でも目の当たりにすることは少なくないです。 こういうと身も蓋もないですが、新聞ってその程度のもの。間違いだらけ。ファクトに迫ることはそんなに簡単ではない。 人間がやることですから、いくらチェックしてもやはり主観に流されることはあります。ましてや国家権力が隠すために必死になっている問題を暴こうというからには間違うリスクも多い。だからこそ慎重さが求めら