5日朝、マレーシアのボルネオ島を震源とするマグニチュード6.0の地震があり、地元の当局はこの地震の影響で、キナバル山で登山をしていた複数の人が死亡したことを明らかにしました。 また130人余りが山に取り残されていましたが、近くの宿泊施設に到着したことが確認されたということです。 サバ州の当局の高官によりますと、地震による崖崩れなどで、標高4095メートルのキナバル山で登山をしていた複数の人の死亡が確認されたということです。 また、登山者137人が山の頂上付近に取り残され下山できなくなっていましたが、山岳ガイドやレスキュー隊の支援を受けながら自力で下山し、全員が標高およそ3200メートルのところにある宿泊施設に到着したということです。 キナバル山に登るためには、事前に名前などを届け出ることになっていて、ボルネオ島のコタキナバルにある日本の領事事務所がキナバル山の公園管理事務所に問い合わせたと