安倍晋三首相は8日午前(日本時間同)、キャンベラ市内の戦争記念館を視察し、無名戦士の墓に献花した。首相は5月にも英国やフランスで無名戦士の墓を訪れており、靖国神社参拝も戦死者に尊崇の念を示す趣旨だと印象付ける狙いもありそうだ。 キャンベラの戦争記念館は第1次世界大戦の戦没者追悼施設として1941年に完成した。現在は第2次世界大戦などを含む全ての戦没者の追悼施設となっている。無名戦士の墓は記念館創設時に設置され、氏名不詳の兵士の遺骨が埋葬されている。(共同)
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もちろん、それぞれ固有の文脈を持っているので、同一視するべきではないだろう。一部で問題にされた*1発言も、実際にはなぞらえているだけであり、全く同一と主張しているわけではなかった*2。 靖国は指導者のみを葬っているのではなく、多くの末端の兵士や軍属とともに祀られている。しかし北方で凍死させられたドイツ兵と南方で餓死させられた日本兵、彼らに同情すればこそ指導者を顕彰するような施設に置くべきではないという考えもできる。 そして、わざわざ戦後に指導者や責任者を合祀したり、遺族の意思を拒絶したりもしている。追悼の意思を利用することこそあっても、追悼のための施設ではないのだ。 靖国神社という霊言機関 - 法華狼の日記 日本とドイツ、神社と墓地とで宗教観が違うことはたしかだが、それを理解してもらえれば批判がおさまるかというと、そうではないだろう。 たとえば祟らないように顕彰しているという釈明もあるが、
来日中のケリー米国務長官とヘーゲル米国防長官は3日午前、東京都内の千鳥ケ淵戦没者墓苑を献花のため訪れた。外務省は米の閣僚による同墓苑の訪問は「聞いたことがない」としており、外務、防衛担当閣僚がそろって献花するのは極めて異例の対応という。 同墓苑は、第2次世界大戦中に海外で死亡した戦没者のうち、身元が分からない「無名戦士」や民間人の遺骨を納めた国の施設。2閣僚の訪問は、日本との同盟強化に取り組む米国の姿勢を示す狙いがありそうだ。 第2次大戦のA級戦犯を含む軍人、軍属らが合祀されている靖国神社の訪問は予定していない。 日本の首相や防衛相が訪米する際は、戦死した米軍人らを追悼するワシントン近郊のアーリントン国立墓地を訪れて献花するのが恒例になっている。
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