イギリスのサンデー・タイムズ紙が、2022年ワールドカップ大会招致のため、カタールの元国際サッカー連盟(FIFA)理事が、多額の賄賂で票を集めていたと報道した。カタールのW杯組織委員会は、報道の内容を否定しているが、不正が認定されれば、再投票となる可能性も出て来た。 【内部告発だった】 今回の報道で疑惑の人となったのは、カタールのモハメッド・ビン・ハマム氏。元アジアサッカー連盟会長でもあり、2012年に汚職で永久追放となるまで、16年間FIFAの理事を務めた人物だ。 フィナンシャル・タイムズ紙は、大量の「メール、口座、その他の文書」の電子データベースを、サンデー・タイムズ紙が、内部告発者から入手したと報道。その一部の文書によれば、開催地を決定する2010年の投票の準備期間、およびその後に、ハマム氏が500万ドル(約5.1億円)を集票目的で関係者に渡したとされている。 ガーディアン紙によれば
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