サッカーJ2・水戸ホーリーホックのホームゲームの入場者数が低迷している。今季のこれまでの平均入場者はリーグ19チーム中18位。チームでは「水戸ブルー 夢をかたちにプロジェクト」と銘打って、残り4試合となったホームゲームで〈1〉入場者1万人の試合の実現〈2〉年間入場者平均4000人――などを目標に設定した。結果やいかに――。 水戸は29節を終え、ホームゲーム14試合の平均入場者数は3232人。28節までは最下位だったが、29節で18位のFC岐阜(平均3149人)を辛うじて逆転した。それでも1位のヴァンフォーレ甲府(同1万2625人)には遠くおよばず、リーグ平均6672人の半分程度だ。 水戸にとって入場者数は創設以来の悩みの種。昨季までの10シーズンでは最下位が8回、ワースト2位が2回と低迷。チケット収入はクラブ収入の柱で、強化費や練習施設の整備などに充てられ、チーム力アップに欠かせない。さら