「日光号リニューアル車両 4カ国語で案内 JR東日本は17日、JR新宿駅と東武鉄道の東武日光駅、鬼怒川温泉駅(いずれも栃木県日光市)を直通運転している特急「日光号」「きぬがわ号」を、来年4月16日から新しい車両に入れ替えると発表した。 新車両は成田エクスプレスで活躍した253系をリニューアルし、世界遺産・日光の社寺や紅葉をイメージした赤、朱、黄色の外装。外国人客の増加を受け、車両前面の行き先表示や車内の電光掲示板、自動放送は日英中韓の4カ国語に対応する。 前後の座席間は改装前より8センチ伸ばした110センチ。化粧台や授乳などに使える多目的室を設け、女性客らの利便性も向上させた。JRの担当者は「リニューアルながら新型車両と言っていいぐらい快適に過ごせる」と話す。