シルバーにブルーとオレンジのラインが入った現在のデザインから、「YOKOHAMA NAVYBLUE(ヨコハマネイビーブルー)」と名づけられた深みのある紺一色へ。神奈川県の大手私鉄、相模鉄道(相鉄)はグループ創立100周年を迎える2017年を前に、2016年春から電車のデザインを一新していく。 実は、相鉄が電車のカラーリングを変更するのはそれほど久しぶりではない。相鉄グループのカラーであるブルーとオレンジのデザインが導入されたのは2007年で、従来の塗装から現行デザインへの統一が図られてからまだ日は浅い。 だが、今回のデザイン変更は単なるイメージチェンジではない。「相鉄をメジャーにする」という狙いのもとに、グループのブランド戦略の柱を担っているのだ。 東京都心へのルート開ける 相鉄ホールディングスを持株会社とする29社からなる相鉄グループは、横浜を拠点に、神奈川県内に計38.1kmの路線を運
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