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ブックマーク / yokoita.blog58.fc2.com (5)

  • 横板に雨垂れ 田中耕太郎最高裁長官のこと

    砂川事件の第一審判決(伊達判決)を破棄して地裁に差戻した最高裁判決が出たのは1959年12月16日であった。この判決に関連して、先日(4月8日)、当時の最高裁長官・田中耕太郎氏が判決前に駐日米公使ウィリアム・レンハート公使らと密談し、「判決はおそらく12月」「判決を急ぐため争点を法的問題に閉じ込める」「判決は世論を揺さぶる原因になる少数意見を回避できるよう願っている」などと述べていたことが米公文書で明らかになったと報じられた。朝日新聞によると、この公文書は「1959年8月3日、11月5日、12月17日付の計3通。日米安保条約の改定を控え、両国政府が反対世論の動向を注視していた時期で、すべて駐日米大使のダグラス・マッカーサー2世が、国の国務長官へ宛てた公電だった。」という。8月3日付の公電は、「上告審の公判日程が決まる3日前の7月31日に、田中長官が当時の米首席公使と「共通の友人宅」でかわ

    buhikun
    buhikun 2014/03/06
    愛媛玉串料事件違憲判決で反対意見を書き、退官後は日本会議会長へと華麗なる転身を遂げた、三好達元最高裁長官 http://tinyurl.com/kpcn6x6 のことも思い出してあげてください(棒
  • 横板に雨垂れ 工藤美代子著「関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実」の出鱈目(1)

    工藤美代子著「関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実」。出版社をみると、やはり産経新聞出版。2008年から1年以上『SAPIO』に連載されていたそうで(『SAPIO』は立ち読みもしたことがないので、連載自体を知らなかった)、それを加筆・訂正してまとめただとのこと。ざざっと一読したところ、朝鮮人虐殺は一切なかった、とまでは主張していないようだ(もっとも、そんな見え透いた虚偽を書けば、著者も出版社も編集者もいよいよ恥を晒すだけであろう)。震災を機に朝鮮人が徒党を組んで日人を襲撃してきたり、放火したり、井戸に毒を入れたりしたので、住民たちはやむを得ず、自分たちを守るために自警団をつくって立ち上がっただけであった、というのが一巻をつらぬくモチーフのようである。しかし、の中身はあまり類を見ないほど無責任でお粗末きわまりないものに思える。著者はこう言っている。(下線による強調は引用者による) 「「朝鮮人

    buhikun
    buhikun 2010/12/29
    最後まで読んだ/菊池寛を少しく見直した。芥川の諧謔と皮肉は著者には通じんかったと見えるorz
  • 横板に雨垂れ 裁判官に託された「自由心証」の意味するもの

    松川事件の第一次最高裁判決における「少数意見」を取り上げたこの記事を読んでくださった方から、11月2日付けで下記のコメントをいただいた。 「差戻し後上告審判決の少数意見もなかなか面白いですよ。結論は逆ですが。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E9%A3%AF%E5%9D%82%E6%BD%A4%E5%A4%ABでハイライトを読むことができます。」 アクセスしてみると、ウィキメディアの、なんと「下飯坂潤夫」の項目であった。1、2ケ月前に、松川事件の主任弁護人であった大塚一男氏の「回想の松川弁護」(日評論社2009年)を読み、下飯坂氏のユニークな人物像(裁判官像)に触れて改めてつよい印象を受けていたところだったので、思わず笑い出してしまったのだが、この方の「なかなか面白い」という表現は言い得て妙であり(このようにしか言いようがなかったのかも知れな

    buhikun
    buhikun 2010/11/06
    『弁護士はポンと一つ解任届を出せばいつでも断ることはできます。しかし裁判官は、忌避の申したてを何べんやっても、忌避が通るということはないんです。』これはその通り/100字では語り尽くせんorz
  • 横板に雨垂れ 「鈴木宗男氏の有罪確定」に関連して

    鈴木宗男氏の上告が棄却され、実刑が確定したことに関して、昨日(9月8日)、とあるブログで「今日は、国民の憎悪が検察に向けられる記念日です。祝日にしましょう。」というタイトルの記事(http://richardkoshimizu.at.webry.info/201009/article_22.html)を見て、目を疑った。そこには、 「NYのユダヤ人が、日で飼っている検察のゴロツキどもを使って冤罪で陥れた日露フィクサー、鈴木宗男先生が収監されます。 いつまでも日を支配下に置き、日から生き血を吸いたいNYの金融ユダヤ人たちは、下品な検察のゴロツキ役人を使って、鈴木氏を排除することで「二島先行返還」による日ロ関係改善を阻止したのです。そして、今日、鈴木氏の冤罪は、ついに実刑として確定してしまいました。今日は、その意味で日検察が金融ユダヤ人に飼われたゴロツキ・人間の屑であると確定した記念日

    buhikun
    buhikun 2010/09/13
    ムネオが“正義の騎士”でないことの例証:「ハマスがテロリストである事を政府に対して確認する質問主意書」orz
  • 横板に雨垂れ 掲載雑誌社の責任

    2月1日付の金光翔さんのブログ「私にも話させて」の「第5回口頭弁論期日報告」で、安田好弘弁護士が佐藤優氏の専属弁護人に就任し、この日の法廷に出席していたことを知った。実は昨年12月15日の金さんの記事「第4回口頭弁論期日報告」のなかで、「なお、現在の被告代理人3名に加えて、佐藤氏が自らの代理人を追加したとのことで、新しい論点が提示されるため、次回口頭弁論期日の開催が少し遅れることになった。」という文章を読み、そのとき佐藤氏専属のこの代理人がもしかすると安田弁護士ではないか、という気がチラとしたのだった。しかし、まさか、と思い(注1)、その後もこの疑念を打ち消し打ち消ししてきたのだが…。 現代の言論や表現の自由にたいする侵害は、かつてのような公権力や右翼の攻撃のように誰の目にも分かりやすい形で行なわれるとは限らない。そのことをまざまざと示したのが金光翔さんの論文「<佐藤優現象>批判」をめぐる

    buhikun
    buhikun 2010/03/12
    インパクションと安田弁護士の対応は、大問題だろう。/最後の引用を読み、佐藤の底知れぬ怖ろしさがorz
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