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京都とストーリーに関するbukkenfanのブックマーク (5)

  • 光が抜ける3階建てで、ふたりだけのルームシェア。(京都市中京区15㎡の賃貸物件) - 物件ファン

    「一緒に暮らそう」は言えない私も、 「ルームシェアしない?」は言えた。 家賃も手頃だし、女性限定だし。 あれこれ伝えた理由の中に、 そっと含めた「住めるのはふたりだけ」。 3階建てのシェアハウスは、 女性限定、定員は2名。 お互い照れ屋で、言葉足らずで。 それでもこのシェアハウスの中に 私と彼女の暮らしがあることを、 きっとお互いに期待していた。 彼女が「いいよ」と頷いたときは、 思わず心の中でガッツポーズ。 3階に並ぶ2つの個室は、 どっちがどちらを使おう? 「バルコニーがあるほうは 譲ってくれる?」の彼女の言葉に、 どうぞどうぞと思いながらも 「仕方ないなぁ」と返事した。 バルコニーなんて、どうぞだよ。 一緒に暮らしてくれるなら、 ふたりで過ごしてくれるなら。 玄関の扉には、視線を遮りつつ 光は通す美しいステンドグラス。 やさしい光を背中に受けながら、 リビングにいる彼女に 「ただいま

  • 東洋美と幸せにあふれる京都のリノベーション - 物件ファン

    私たち夫婦共通の、 来日20年になる親友が、 セカンドハウスを買ったというので さっそく見に行ってきた。 「歴史あるニホンカオク」と言うから どんな町家かと思いきや、 外観は最近できた 建て売りのようにきれいで 意外だったのだけど…。 中に入ると 日文化が大好きな彼らしく、 東洋の美にあふれていた。 宿にする予定で リノベーションされたものの 彼が入居するまでは未使用で まだできたての匂いが漂っている。 入ってすぐの3.5畳の和室は 彼の大のお気に入り。 すりガラスの建具に 存在感のある欄間。 レトロな切子ガラスの照明が 優しく照らす小部屋で ひがな一日、詰碁をするのが ここでの楽しみのひとつらしい。 続くダイニングキッチンは 遮るものがなく 奥の坪庭まで抜けていて 開放感があるつくり。 坪庭のある家に ずっと憧れていたそうで、 ほとんど、一目惚れだったそう。 「苔と白石のバランスがイ

  • 平屋住まいの魔法使い、ハンモックで庭を眺む - 物件ファン

    私は魔法使い。 平屋に住んでいます。 思うところあって ちょっと所帯を持ってみた。 と犬と夫と子どもが、 私の愛しい家族。 魔法使いと言えば ほうきで空を飛んだり あやしい惚れ薬を作ったり オーブンでパイを焼くのが 得意そうなイメージだけど、 私は苦手。 代わりに、 草花を育てたり 保存を作ったり そういうのが得意。 庭には ハーブと 四季折々の花、 少し野菜も植えてある。 この家の縁側は 干し野菜を作るのに ちょうどいい。 春はことことジャム作り、 夏は梅シロップのかき氷、 秋は干し野菜、 冬は体を温めるハーブティーを。 元は売りに出されて空き家だった この平屋。 少々くたびれていたけれど 夫婦二人で、きれいにした。 初めてこの家を見た時に ピンと来た。 大きな木があって 部屋の広さもちょうどいい。 魔法使いが住むのに ぴったりなおうちだと。 古い家と魔法使いは とても相性がいいのだ

    平屋住まいの魔法使い、ハンモックで庭を眺む - 物件ファン
  • 路地の奥に佇む天窓付き平屋でルームシェア - 物件ファン

    ある日突然 京都に移住することにした。友達と。 彼女は大人になってからできた友達で 会うのは年に数回。 お互いフリーランスで働いてるのもあって 最初から妙に気が合った。 ある日のランチで彼女が 「京都に移住を考えてるんだよね」 と言うから 「京都…私も住んでみたいなぁ」 とつぶやいたら 「お、じゃあ一緒に住まない?」 と返ってきたのでびっくり。 だけど、それが冗談じゃないのはわかったので ハイボール2杯分悩んでから 「よし!京都行くわ!」 と宣言して。 あっという間に部屋が決まった。 そこは、細い路地の奥の奥。 「その土地らしさがあるとこに住みたいんだ」 というのが彼女の希望。 住宅地に無数に走る細い路地。 覚えられるか不安な住所。 これもひとつの京都らしさなのかも。 2階建て?と思ったら 高い天井の吹き抜けに 2つのロフト。 そう、初のルームシェアにして、 プライベート空間は、なんとロフ

    路地の奥に佇む天窓付き平屋でルームシェア - 物件ファン
  • 新しい門出を、優しく包む部屋。 - 物件ファン

    この部屋の第一印象は ミモザが似合いそう、だった。 ちょうど大好きなミモザがワサワサと 咲き始める頃に出会った部屋。 大きな磨りガラスを通して届く陽射しは どこまでも優しい。 ちょうど色んなことに疲れ切っていった私は ほぉぉと安堵にも近い感嘆の声を上げ この部屋に帰ってきたい、と強く思った。 早く、少しでも早く、窮屈な実家を出たい。 その一心で探し、出会った部屋。 一人で暮らすなら、と 想定していたサイズより、少し、 いや、倍近く、広い。 まあるいアーチの入り口が にっこり優しく迎えてくれる部屋は 柔らかい色のフローリングに 淡い水色の巾木がアクセント。 大きな余白が、いいよいいよ、 ゆったりのびのーびしなよ、 って言ってくれてるみたい。 今まで実家で何となく使っていた、 渋い花柄の布団カバー、懸賞で貰った皿、 100円のマグカップ、工務店のタオル… そういう好きでも嫌いでもなく 何となく

    新しい門出を、優しく包む部屋。 - 物件ファン
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