そっと建つのに強烈なインパクト。 まるで異国へつながる扉みたい。 自然と吸い寄せられて、 扉を開けてみたくなる。 そんな衝動に駆られます。 きっと知らない世界への入り口。 新しい物語が始まる予感って この高揚感をいうのかな。 築100年以上の町家だそうです。 古き良き面影を残して モダンな姿に生まれ変わったのが 「リコリスハウス」。 JR京都駅から 徒歩10分と少しの場所にある 素敵なシェアハウスです。 “リコリス”とは、 薬草の“甘草(かんぞう)”のこと。 オーナーのおじいさまが 大正時代にこの町家で 薬局を営んでいたことに 由来しているのだそうです。 響きがかわいらしいうえに この建物の歴史にちなんだ名前、と知ると ますます愛しくなりませんか。 この建物の歴史の歩みとともに 大切にされてきた調度品なども リビングに和みを添えます。 薬局だった頃の写真かな。 「丸平薬局」という名前だった