京都市左京区。 銀閣寺の参道脇の小径を進んだ先。 緑が生い茂る中を 1分ほど歩くと ひっそりと佇むその家に 出会うことができます。 観光地のほど近くでありながら 静謐な空気感が漂う場所です。 和室を中心とした間取り。 築年は昭和37年と、 建物自体は長い年月を経ていて 改装も必要かもしれません。 けれど、部屋に差し込む光や 窓の外の木々を見るうちに 暮らしのイメージが 自然と湧いてくる気がします。 ほら、例えば 1階のお部屋は サッシを交換して お庭の緑がよく見えるように、とか。 でも、今はもう珍しくなってきた 型板ガラスも惜しいなぁ、なんて 思ったりもしながら。 木サッシに捻じ締り錠だって 大事に大事にとっておきたい。 思い切って 全面的にリノベーションするにしても お部屋のどこかに 畳は敷きたいな。 小上がりなんかも似合いそう。 外から差し込む光を お部屋全体に伝えてくれる ガラスの室