今月上旬に行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、中国杯で負傷したソチ五輪男子金メダリストの羽生結弦選手(ANA)が、28日開幕のNHK杯(大阪)に出場することが25日、分かった。 羽生選手は、中国杯のフリー直前の練習で、中国選手と衝突して頭やあごなどにけがを負った。手当てを受けた後、フリーに出場し、5度転倒したが、最後まで滑りきり2位となった。9日に帰国して精密検査を受けた結果、全治2~3週間と診断され、NHK杯の出場が危ぶまれていた。
![羽生結弦、28日開幕のNHK杯に出場へ : スポーツ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21ce3ee1c3df1293cbebde2cdb69844b52038708/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fimg%2Fyol_icon.jpg)
欧州宇宙機関(ESA)は13日未明、彗星(すいせい)探査機「ロゼッタ」が「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」の表面に向けて放出した着陸用小型機が、彗星表面に着陸したと発表した。 ロゼッタは2004年3月に打ち上げられ、今年8月にこの彗星近くに着いて観測していた。彗星への着陸は史上初となる。 この彗星は現在、地球から5億キロ・メートル離れた火星と木星の間にある。氷とちりなどでできた二つの大きな塊がくっついた形(長さ最大約4キロ・メートル)をしている。太陽の周りを約6年半かけて楕円(だえん)軌道で回り、来年8月に太陽に最接近する。 ロゼッタは彗星から約20キロ・メートルの位置にあり、小型機は約7時間かけて降下した。小型機は今後、表面の様子を撮影したり、ドリルで地表に穴を開けて物質を調べたりする。ロゼッタも来年まで彗星上空にとどまり、観測を続ける。
3日午後5時54分頃から55分頃にかけて、強い光を放ちながら上空を移動する物体の目撃情報が九州を中心に西日本各地で相次いだ。 天文専門家によると、流れ星とみられ、地上に到達する前に消滅した可能性が高いという。 福岡放送(福岡市)が福岡空港に設置したカメラでも約5秒間にわたり、南西の空で移動する様子が撮影された。北九州市のほか、熊本市でも「二つに割れて消えた」などの目撃情報があった。広島地方気象台にも「青白い光や緑色の光が見えた」との問い合わせがあったという。 NPO法人熊本県民天文台(熊本市)によると、通常よりも明るい流れ星「火球(かきゅう)」とみられる。艶島(つやしま)敬昭(たかあき)台長(65)は「火球は珍しくないが、夕方だったので目撃情報が多かったのだろう」と話した。
【北京=竹腰雅彦】中国政府が海外で中国文化と中国語普及の拠点にする「孔子学院」について、米大学で閉鎖の動きが相次いでいる。 同学院は、中国が地球規模で「親中派」育成を目指すソフトパワー戦略の柱だが、運営に中国政府の意向が反映され、「学問や言論の自由が侵害される」(米大学教授協会)などの懸念が強まっていた。 大学側の発表などによると、9月29日にシカゴ大が5年間の契約更新を見送り、ペンシルベニア州立大も同30日付文書で提携打ち切り方針を明らかにした。同州立大は声明で、「目標のいくつかが中国側と一致しなかった」と説明し、授業内容を巡る対立が背景にあることを示唆した。 同学院は、主に中国側出資による教員派遣、教材提供で運営。低予算で学問分野拡充につながるため大学側は歓迎する一方、民主化や少数民族問題など、中国に不都合な内容を授業で扱うことは困難とみられてきた。米大学教授協会幹部は米紙ウォール・ス
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターと先端医療センター病院(ともに神戸市)は12日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った網膜細胞を、目の難病「加齢黄斑(おうはん)変性」の患者に移植する臨床研究の手術を行ったと発表した。 様々な組織や臓器の細胞に変化させられるiPS細胞を用いた治療は世界で初めて。 理研の高橋政代・プロジェクトリーダーらが移植用細胞の作製を、同病院の栗本康夫・眼科統括部長らが移植手術を担当した。 発表によると、患者は兵庫県在住の70歳代女性。数年前から症状の進行を食い止める治療を受けたが効果はなく、視力が徐々に低下していた。 手術計画では、全身麻酔をかけた後、目の表面に穴を開け、傷んだ網膜組織や、異常な血管を除去。その部分に、管状の特殊な器具を使って網膜細胞のシートを貼り付ける。手術は同病院でこの日午後1時40分頃に始まり、午後4時20分に終了した。 高橋氏らは患者
今年3月、マレーシア航空370便が行方不明になった際、ブリスベーンで報道陣に声明を読み上げていたマンさん(右)=AP 【クアラルンプール=児玉浩太郎】ウクライナ上空でマレーシア航空17便が撃墜されたとみられる事件で、義理の娘夫婦を失ったオーストラリア在住の女性ケイリーン・マンさんは、今年3月に消息を絶った同航空370便でも親族を失っており、二重の悲劇に見舞われた。 AP通信によると、17便には、マンさんの義理の娘のマリー・リツクさんとその夫が搭乗。夫婦は1か月の欧州旅行から帰国する途中だった。今年3月に370便が失踪した際には、マンさんの兄弟のロッド・バロウズさんとその妻が搭乗していた。 わずか4か月の間に繰り返された悲劇に、マンさんの兄弟のグレッグ・バロウズさんは「彼女は全てを奪われてしまった」と嘆いた。 一方、マレーシア紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」(19日)などによると、墜落した
寿命が延びるように遺伝子組み換えしたアサガオ。真ん中は1日から咲き続ける花。左右は2日に咲いた花(2日、つくば市で) アサガオの花をしおれさせる遺伝子を発見したと、農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所(茨城県つくば市)と鹿児島大学の研究チームが2日発表した。 この遺伝子の働きを抑えたところ、本来半日程度しかもたない花が24時間後まで咲き続けたという。同研究所の渋谷健市主任研究員は、「花の日持ちを延ばす新しい技術開発が期待できる」と話している。 カーネーションやスイートピーなどは花の老化を促す植物ホルモンがあり、ホルモンの働きを抑えて日持ちを延ばす薬剤が使われている。一方、アサガオなどはホルモンとは別の仕組みで老化が進むため、花の日持ちを延ばす効果的な方法はなかった。 研究チームは、「紫」という品種のアサガオの花がしおれる時に活発に働く遺伝子を調べた。新たに見つけた遺伝子の働きを抑えるよ
【ソウル=吉田敏行】ソウルで2日発生した地下鉄追突事故は、約2週間前の韓国旅客船の沈没事故で、「安全」への不信感が高まる中で起きた。 電車の自動停止装置の故障の可能性が指摘され、市民たちは運行会社側の対応に怒りの声を上げた。 「旅客船事故の次に、何というザマだ。大変なことになった」。事故発生の約1時間半後、現場の上往十里(サンワンシムニ)駅で事故原因を調査していた男性はこう語り、「恥ずかしい」と繰り返した。 事故のあった地下鉄2号線は1984年に運行を開始。1日約200万人が利用するソウル市の主要路線だ。ホームに停車中の車両の連結部分は激しく破損。車両の窓ガラスが割れて、車内に飛び散っていた。旅客船沈没に続き、首都で起きた大型事故だけに、同駅には国内外のメディアの取材陣が殺到した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く