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ブックマーク / minamii.hatenablog.com (4)

  • 誰かに教えて貰った知恵や習慣を生活に取り入れるのは、良いエッセイを読んだ後の人生に似ている - 話半分で聞いてください

    誰かに教えて貰った知恵や習慣を生活に取り入れるのは、良いエッセイを読んだ後の人生に似ている。誰かの感受性とともに、生きている感じがする。 例えば、家で飲むレモンサワー。友人の家に遊びに行ったら、缶入りのレモンサワーをわざわざ「うすはり」のグラスへロックアイスを入れたものに注いで、マドラーで1度かき混ぜてから出してくれた。 飲んでみると、口当たりが良く、炭酸や甘味料の味が和らいで、そのままよりも断然美味しい。びっくりした。焼酎と炭酸で一から作らないでも、そのひと手間で、十分美味しいものが飲める。以来、自宅で冷たい飲み物を飲む時は、そうやって飲んでいる。 ほかには、切り花を買ったら枯れだす前にドライフラワーを作り始めるのも、人に貰った習慣だ。花を花瓶から取り出して、茎の下の方を麻紐でくくり、風通しのいい場所に吊るして乾燥させる。エアコンの風が当たる箇所におくと良いと聞いて、そうしている。 買っ

    誰かに教えて貰った知恵や習慣を生活に取り入れるのは、良いエッセイを読んだ後の人生に似ている - 話半分で聞いてください
    bulldra
    bulldra 2015/07/20
    色々な感受性が重なりあって自分の生活ができていることを時々意識する
  • 私の一番嫌いなもの - 話半分で聞いてください

    2015-02-14 私の一番嫌いなもの 誰かと仲良くなろうと思う時、貴方ならどんな会話をするだろうか。自分のことを伝えるために、何をどんなふうに話すだろうか。相手のことを知るために、何と質問を投げかけるだろうか。 私なら、好きなについて話し合う。ある人は、どんな街でどう育ったかを聞くと言う。 どうでもいい人が相手なら、こんなことは全く考えなくていい。流行り話や噂話なんかの、刺激的な情報をただ投げ合い、時間を稼ぐように話せばいい。場の盛り上がりだけが目的の、中身のない話をすれば良い。表面的な会話は誰とでもできるゆえ、凹凸のある相手の特徴を平らにしてしまう。どんなに長い時間話していたとしても、互いの印象は薄くなる。 一方で、だとか地元だとか、ある対象をもとに内面的な性格を掘り下げると、その人の年輪を見るようにして、相手のことを知ることができる。外見、名前、肩書きといった平らな情報に、厚み

    私の一番嫌いなもの - 話半分で聞いてください
    bulldra
    bulldra 2015/02/14
  • 貴方にとっての運命の恋人、それは、私にとっての鰻のことである - 話半分で聞いてください

    今週のお題「今だから言えること」 出会ってから今まで何とも思っていなかった人が、突然自分にとって重要な存在になることがある。それは、貴方にとっての片思いの相手や運命の恋人、仕事の相棒のことであり、私にとっての鰻のことである。 私が鰻と初めて出会ったのは、4、5歳の頃、近所の鰻屋だったと記憶している。あの頃の私には、鰻の旨さも良さも分かるはずもなく、鰻よりもたれのかかった甘じょっぱいご飯目当てにうな重をべていた。 何と無く高級なべ物であるのに多少の有り難みは感じていたが、特に好きなべ物というわけではなかった。それに、母親が鰻嫌いだったので、殆ど顔を合わせる機会がなかった。それから二十数年後、運命的な再会を果たすことになる。 月日が経って私はすっかり飲兵衛に育ったわけだが、飲兵衛にはありがちな、酒を飲むためだけの友人ができた。居酒屋は勿論、蕎麦屋に寿司屋、お酒のあるところにはどこへでも行

    貴方にとっての運命の恋人、それは、私にとっての鰻のことである - 話半分で聞いてください
    bulldra
    bulldra 2015/01/25
    ここ俺も好きな店かも。日本酒をやりながら鰻のカシラやレバーを食べるのが最高なんだよね。
  • 新幹線で飲む酒 - 話半分で聞いてください

    大人になった今や、旅の楽しみといえば観光よりなにより、酒である。旅先で飲む酒は無論格別だが、移動の新幹線で飲む酒というのもまた良いものである。特段旨いものを口にできるからというわけではなく、限られた時間でそこでしか飲めない酒をやれる、というのが良い。べ物や酒の匂いを他の乗客に振りまいてしまうのは忍びないけれども、旅人にだけ犯すことを許された罪だと思い、気にしないようにしている。 子供の頃、家族旅行で新幹線に乗る際は、いつも個室の席を使っていた。「うるさく騒ぎ立てる幼い子供の自分が、周りの迷惑になるから個室を抑えている」と親には言われていた。そのせいか、隣の車両のズラッと縦横整列された席に座る大人たちに憧れた。自分には入ることを許されない場所に座っていたからだ。私はデッキからその車両の中をよく眺めていたのだが、一人で静かに酒を飲みながら駅弁をべる人に特に惹かれた。独特の世界観を持っている

    新幹線で飲む酒 - 話半分で聞いてください
    bulldra
    bulldra 2014/11/04
    酒を飲むために新幹線に乗る時間が必要なのだ。
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