消費増税がいよいよ目前に迫ってきた。現在の5%から2年後に8%、間髪置かず1年後には10%になり、 一気に倍に跳ね上がる。長引く不況で給料も目減りするなか、ここでの増税は正直きつい。 われわれサラリーマンはこの難局をどう乗り切ればいいのか。 専門家は「高額商品はいまのうちに」「徹底してきりつめろ」と生活防衛術をアドバイスする。 家計を直撃する消費増税。生活必需品を含めたありとあらゆるモノが課税対象となるためダメージは深い。 ファイナンシャルプランナーの中村宏氏は「課税対象にならないのは家賃、医療費、 授業料、保険料だけ。月に15万円を生活費として使う家庭なら、消費税8%だと年間で少なくとも約5・4万円、 10%なら約9万円は負担が増える。(震災以降、関東では)電気代も値上げ傾向なので痛手ばかりです」と指摘する。 この状況をどうやってしのげばいいのか。中村氏は(1)高い物は早めに買う(2)固