地球温暖化否定(温暖化していない・温暖化しているが自然現象・温暖化に二酸化炭素は効いていない・温暖化した方がいい)の戦いと良く似た形での戦いが旧世紀末にあった。あらためて見返すと、やってることが変わっていないという印象を受ける。 今日は、まず以前取り上げたときオゾン層破壊否定サイドが何をやったかの部分を項目だけ挙げたJeffrey Mastersの解説を読み直してみる: [Jeffrey Masters, Ph.D.: "The Skeptics vs. the Ozone Hole" ] 証拠に反論する広告キャンペーンの開始 世界のCFC生産の1/4を占めるDuPontは数百万ドルを使って、CFCがオゾン層を損ねるという証拠は存在しないと主張する全面広告を1975年にうった。DuPont社長は「オゾン層破壊理論はSFであり、ゴミの山であり、まったくのナンセンスだ」と述べた[Chemica
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