新型コロナウイルスに感染して亡くなった人の数は感染拡大の第8波で急増し、先月以降のおよそ1か月半で全国で1万2000人を超えています。国内で感染拡大が始まった3年前、2020年1月以降、新型コロナに感染して亡くなった人は14日までで6万2264人で、累計の死亡者のおよそ5人に1人がおよそ1か月半の間に亡くなったことになります。 厚生労働省によりますと、新型コロナに感染して亡くなったと発表された人の数は去年10月には全国で1864人でしたが、11月に2985人、先月には7622人と急増し、今月は14日の時点ですでに4998人と、先月を大きく上回るペースで増加し、先月からのおよそ1か月半で1万2620人となっています。 また、先月14日から今月10日までのおよそ1か月間に亡くなった人のうち、年代や性別が明らかになっている6505人について年代別にみると、高齢者が圧倒的に多くなっています。 ▽1