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2012年2月8日のブックマーク (1件)

  • 2号機温度上昇~まやかしの「冷温停止状態」: 原発危機を考える

    2号機の原子炉内部の温度が上昇しています。政府が「冷温停止状態」の目安にしている原子炉圧力容器底部の温度が、1週間で20℃も上がりました。2/7朝には72℃まで達しています。もし80℃(誤差20℃として100℃相当)を超えれば、政府が勝手に決めた「冷温停止状態」が自壊します。少なくとも政府自らが拠り所とする温度条件が崩れ去ります。 いったいどうして温度上昇が起こったのでしょう。東電は「注水の流れに変化が生じ、うまく燃料に当たっていない」と言っています。どういうことでしょう。ものは言いようです。注水の流れが変わったのではなくて、燃料の位置が変わったために、うまく当たらなくなった・・・というのが当のところでしょう。 2号機の燃料はメルトダウンしてその多くが圧力容器底部に溜まっています(一部はメルトスルーして格納容器床に落ちています)が、まだ炉心部分にも一部の燃料が引っ掛かって残っていると見ら