デジタルラジオ、’11年以降に現行機で受信できない恐れ −情報通信審議会答申を受けて。「同帯域での継続が困難」 社団法人デジタルラジオ推進協会(DRP)は28日、現在の実用化試験放送で使用している帯域で、2011年以降も継続して放送することが困難になったと発表した。 発表は、前日の27日に総務省の情報通信審議会情報通信技術分科会が提出した一部答申を受けたもの。答申では、アナログテレビ放送終了後の電波有効利用方策について現在の実用化試験放送で使用しているVHF帯の188〜192MHzを「2011年7月25日以降、自営通信(災害対策や救援用のブロードバンド通信システム)に割り当てることが適当」としており、DRPでは「デジタルラジオを同帯域で継続することが困難な状況となった」と判断。 答申の結果、デジタルラジオなどテレビジョン放送以外の放送に割り当てられる周波数が、VHF帯の90〜108