宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
前書きを読んだだけで、すごい本だというのは分かるし、今、目の前にとんでもない厚さの資料やら本やらがあって、それを読んだ後でないと取りかかれないのも目に見えているので、紹介。 すごい本です。 捕鯨対反捕鯨の枠組みを変えてくれるし、反捕鯨の代表と思われているグリーンピースのイメージも変わるだろう。なにしろ、「グリーンピースは捕鯨を卒業すべし」と、グリーンピース・ジャパンの現事務局長が言ってしまうのだ。 以前、ぼくはグリーンピースジャパンで、各国の海洋生態系問題担当(つまり、捕鯨問題担当でもある)を前にして講演をしことがあって、それを強烈に思い出した。 その時、何を話したか、論理構成やら、枝葉末節やら、つまり、あらかた忘れてしまったのだけれど、伝えたかったコアなことは、「もしも日本に捕鯨をやめさせたいなら、頭ごなしな日本批判はむしろ逆効果だ。グリーンピースが特に初期のキャンペーンで植え付けた、日
やっぱり、ついつい優先順位を上げて読んでしまった。 期待に違わぬ良書。 捕鯨問題に興味があるすべての人たちに。 これは「内部者」でしかかけないものだ。 こと、クジラに関しては、ジャーナリズムが機能しなくなっており、「冷静な内部者」の方がより説得力を持つことがあると感じた。 この本を読むと…… ●環境保護団体も一枚岩ではなく、グリーピースやWWFのような穏健な団体は、捕鯨問題を軟着陸させる現実路線を模索しているのが分かる。 ●国際団体であるグリーピースの中でも、グリーンピース・ジャパンは独特の立ち位置から、「日本に南極での捕鯨をやめさせたければ、頭ごなしはダメ」などと主張しているのが分かる。 ●調査捕鯨が、すでに調査の域を超えて、とんでもない領域に入り込みつつあるのが分かる。なにしろ、ナガスクジラだって捕っているし、今年からはザトウクジラまで捕獲予定に入っている。 ●目下、我が国で鯨肉
駐車監視員に駐車違反ステッカーを貼られた時に、監視員に対して「現行道路交通法が日本の実態に即してない」等と文句を言ってもしょうがありません。監視員の仕事はルールを遵守させることであり、ルールを決めることではないからです。もちろん、行政のより上のレベル(警視庁、国土交通省等)に対して意見することは無駄ではないですが、少なくとも建前上はルールを決めるのは立法(国会議員)であることを認識しておく必要があります。 著作権制度に関しても同様で、JASRACに対して著作権制度がおかしいと文句を言うことは、まったくの無駄ではないですが、あまり効果的とは思えません(現行の著作権制度に照らして、JASRACの運用がおかしいというのであれば意味はありますが。)ということで、著作権制度を変えていきたいと思う人は、文化庁や経産省に対して積極的に意見を述べていくべきです(と言いつつ、以前書いた知的財産推進計画200
「週刊現代」(4月21日号)に「ためしてガッテンに捏造疑惑!」という記事が掲載されていますが、番組でデータの改ざんや捏造をした事実は全くありません。NHKは「週刊現代」に強く抗議し、謝罪と訂正を求めています。 以下に、その経緯をご説明します。 この番組は、昨年4月5日に放送された「常識大逆転!体脂肪の新改善術」です。番組では、食事や運動などの生活改善によって内臓脂肪を減らすことができることや、内臓脂肪がある程度減れば、動脈硬化を防ぐ働きがあるアディポネクチンと呼ばれる物質が血液中に分泌されることをご紹介しました。尼崎市の保健師の指導で2年間、生活改善を続け、血中のアディポネクチンの値が増えた人の例も番組で紹介しました。 週刊誌の記事に書かれている実験は、尼崎市でメタボリック症候群を改善するために行われている生活指導を4人の市職員に受けていただいたものです。その結果、ウエストや体重が減り、血
米国のTwitter熱が日本にも飛び火してきているようだが,米国のギーク達はもう別の新しいサービスに浮かれ始めている。 Twitterは,先月の音楽見本市SXSW(3月中旬開催)の参加者を通して一気に盛り上がった。特にRobert ScobleなどのカリスマブロガーがTwitterの会員になり,Twitterの魅力を熱く語り出したことが大きかった。 そして1ヵ月も経たないうちに,Robert ScobleやChris Pirilloの著名ギークブロガーが,別の新サービスに惚れ込んだようだ。彼らが新たにはまったサービスは“Ustream”である。 Ustream(Ustream.tv)は手軽にライブビデオ(生動画)をストリーム配信できるサービスである。ビデオカメラ(ウェブカム)をインターネットに接続できれば,誰もが独自のビデオチャンネルを無料で立ち上げることができる。このライブビデオの受像画
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