インターネット技術の総合展示会「Interop Tokyo 2007」が13日、千葉市美浜区の幕張メッセで始まった。「"THE Internet"〜ビジネスを加速させる為の課題の解決策がここにある〜」がテーマ。そのオープニングを告げる基調講演を、元米マイクロソフト副社長で現在は慶應義塾大学デジタルメディアコンテンツ統合研究機構教授の古川享氏が行った。「IP Network 新時代」と題した講演の内容をレポートする。 IP化が仕事の流れも変える 古川氏はまず、最新のデジタル・IP技術が様々な分野でどのように生かされているのか、具体的な製品名を挙げながら紹介した。 古川氏自身が昨年体験したU2やエリック・クラプトンのコンサートでは、最新のデジタルミキシングコンソール「DiGiCo D5」を使い、音声をすべてリアルタイムにデジタル化、それをスピーカー出力やライブ録音に用い、コンソールとパワーアン
The FreeBSD ProjectのThe FreeBSD Security Officer and The Security Officer Teamは26日(協定世界時)、1件のFreeBSD Security Advisoryを報告した。それによると、IPv6を使っている場合にDoS攻撃が引き起こされる可能性がある。IPv6を使っている場合は修正を実施されたい。 FreeBSD-SA-07:03.ipv6 トピック - IPv6ルーティングヘッダ0に関する危険性 カテゴリ - core モジュール - ipv6 公表日 - 2007-04-26 影響範囲 - すべてのFreeBSDリリース 修正済み 2007-04-24 11:42:42 UTC (RELENG_6, 6.2-STABLE) 2007-04-26 23:42:23 UTC (RELENG_6_2, 6.2-REL
ハレックスは、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)・ヴァル研究所と共同で実施している緊急地震速報のモデル実験について、3月末までとした当初の予定を見直し、当面の間、継続することを明らかにした。実験参加者からの要望が多数あったのを受け、決定したもの。このモデル実験はNTT ComのIPv6網を利用したもので、インターネットへの接続環境があれば、誰でも無料で参加することができる。 モデル実験のシステム概要 緊急地震速報は、地震発生直後の初期微動を震源近くで観測し、大きな揺れ(主要動)が到達する前に、各地に知らせることができるもの。観測されたデータ(震源の場所、深さ、地震の規模)から、主要動が到達するまでの時間と震度を計算することが可能なので、震源近くでは間に合わない可能性もあるものの、減災に役立つ技術として期待されている。現在、一般向けには試験運用が行われており、本運用は今秋の開始が
2月28日、東京・新宿のロフトプラスワンにて「日本オタク大賞06/07」が行われた。マンガ、アニメ、ゲーム、特撮、フィギュアといったオタク的事象を1年間分総ざらいし、記憶に残った作品・人物・出来事を、ジャンルを横断する形で顕彰する「日本オタク大賞」は2001年にスタート。例年は年末年始に開かれてきたが、今年は若干遅れて、07年の初旬も含む形での開催となった。 前回はイベントのみ行われ、恒例だった公開収録はされなかったが、リクエストの声に応えて今回は公開収録も復活。特別番組『日本オタク大賞06/07』として、CS放送チャンネル「MONDO21」で3月30日(前編)、3月31日(後編)に放送予定となっている。 前売り券が即完売となっただけあって、会場は満席。まず第一部では作家の唐沢俊一氏と、アニメ評論家の氷川竜介氏が登壇し、2006年に亡くなったオタク界の著名人を悼んだ。『ウルトラマン』の演出
Web2.0的サイトのグラフィック表現 一昔前、左右にフレームを切ったページ構成がWebサイトの主流だった頃、凸状に見える表現のリンクボタンをよく見かけました。ハイライト/シャドウ表現をうまく組み合わせて疑似的に立体に見せたボタンは、「なんかIT」な香りがして、さまざまな企業の「ホームページ」に採用されていたものです。 時は流れて「IT」という言葉も今更恥ずかしい気がする今日この頃。ここ数年ネットを賑わすキーワードに「Web2.0」があります。これも多少の「今更」感が無きにしもあらずではありますが、Web制作・アプリ開発などに携わる方にはまだまだ避けては通れないキーワードであることは確かです。 そのサービスの有効性やAjaxの技術的なお話などはその道の専門の方々にお任せするとして、この連載ではWeb2.0的なサービス・サイトでのグラフィック表現にスポットを当ててみたいと思います。 その昔、
ソフトバンクグループは、高速無線通信規格モバイルWiMAX(IEEE802.16e-2005)の実証実験用無線局免許を総務省から取得し、11日から実証実験を開始する。7月に免許を申請し、当初9月から実験を開始する予定だったが、開発に時間がかかり開始時期が延期されていた。 実験設備。左はモバイルWiMAX基地局、中央がMotorolaのラボ試験用の基地局、右が実験用携帯端末 モバイルWiMAXは、特に携帯電話事業者が注目している広帯域の無線通信規格。時速120km以下の高速移動中でも安定した大容量通信が可能で、1つの基地局で半径数kmをカバーできるとされている。NTTドコモ、KDDIも携帯網の補完として実験を行っており、ソフトバンクもグループのソフトバンクモバイルが主体となって実験を行う。 今回の実験では、5局13セクター構成の基地局を、既存のW-CDMA基地局の局舎に併設、モバイルWiMA
WiMAXサービスプロバイダの英Pipex Wirelessは、英国イングランド中部で行った最新のWiMAXトライアルの結果を発表した。Pipex Wirelessでは今後の計画として、年内に別のトライアルを行い、2007年には商用サービスを開始したいと述べている。 Pipex Wirelessは、2006年4月に米Intelと英国の通信事業者Pipex Communicationsが共同で立ち上げたベンチャー企業。Intelが協力にプッシュしている無線ブロードバンド技術、WiMAXを専業とする通信事業者だ。Intelは2,500万ドルを出資し、Pipexは英国における3.6GHz帯免許をPipex Wirelessに提供している。 Pipex Wirelessは15日、イングランド中部にあり、シェークスピアの出身地として知られるストラットフォード・アポン・エイヴォンで行ったWiMAX実装
ITU(国際電気通信連合)の電気通信標準化部門(ITU-T)が先頃開催したSG13の会合で、次世代ネットワーク(NGN)領域において中国が主導する5項目の独自規格が批准を獲得した。中国研究チームはNGN研究で大きな貢献をしてきたとされ、過去2年余りの間に300編余の技術研究論文を提出、数多くの規格標準の形成を主導してきたという。 今回通過した規格の中で、中国が主導してきたものは下記の5項目。 中国電信主導の2項目である、「PSTN/ISDN Emulation Architecture」と、「Call server-based PSTN/ISDN Emulation」。 華為主導の2項目である「Functional Requirements and Architecture For NGN」、「Requirements and Architecture For NGN RACS(Reso
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く