アメリカ・サンフランシスコの空港で、韓国のアシアナ航空のボーイング777型機が着陸に失敗して炎上し、2人が死亡、180人以上が病院に運ばれた事故で、事故機の操縦は副操縦士が777型機に習熟するための訓練を兼ねて行っていたことが明らかになりました。 アメリカ・サンフランシスコの空港で6日、韓国・インチョン発のアシアナ航空のボーイング777型機が着陸に失敗し、炎上した事故では、乗客・乗員合わせて300人余りのうち中国人の女子生徒2人が死亡したほか、180人以上がけがをするなどして病院に運ばれました。 アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会がこれまでに行った事故機のボイスレコーダーやフライトレコーダーなどの分析の結果、着陸に失敗する数秒前に何らかの理由で失速し、着陸をやり直そうとしていたことが明らかになっています。 韓国の国土交通省は8日の記者会見で、事故機の操縦は副操縦士が777型機に習熟する