中国とフィリピンなどが領有権を争っている南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で、中国が急速に浅瀬の埋め立てを拡大するなど、軍事拠点化に向けた準備ともみられる動きを進めていることが分かり、24日に来日するフィリピンのアキノ大統領は、安倍総理大臣との会談で、こうした中国の動きについて意見を交わしたい考えです。 南シナ海の南沙諸島では、中国とフィリピンなどが領有権を争うなか、中国が一部の浅瀬の埋め立てを一方的に進めていることが、最近、相次いで明らかになり、周辺国が懸念を強めています。 この問題で、フィリピン軍は、これまでにジョンソン南礁など3つの浅瀬で埋め立てを確認していましたが、これに加え、新たにヒューズ礁とエルダド礁でも埋め立てを確認したということです。 フィリピン軍の分析では、埋め立て面積は5つの浅瀬を合わせて少なくとも9万平方メートル、東京ドームおよそ2個分の広さに達するとみられ、中国が滑
![中国 南沙諸島で軍事拠点化に向け準備か NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5fc26086a8f38afaa3bb20121d9a641c11f1487f/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20140624%2FK10054471411_1406240603_1406240615_01.jpg)