このところ急速な進歩を遂げた睡眠の科学だが、それだけに誤解も流布している。そこでNHK「きょうの健康」や「チョイス@病気になったとき」などでもおなじみの第一人者が都市伝説を一刀両断!睡眠の常識と非常識を科学の視点から紐解き、日々の快眠に役立つ確かな情報をお届けします。
Inc.:ゆっくり眠るのは死んだとき、とつぶやいている人は、その日が来るのをずっと早めるような行いをしていると気づいてください。 夜更かしをすると健康も生産性も損ないます。ハーバード・メディカル・スクールの睡眠医学部によれば、睡眠をとらずに仕事をすると短期的には生産性が向上しますが、あっという間にそれも帳消しになります。翌日以降は睡眠不足が気分や、集中力や脳の高度な機能に悪影響を与えるからです。睡眠不足からくる悪影響は大変大きく、酔っぱらっている人のほうが睡眠不足の人よりも高い能力を発揮できるぐらいです。 成果をあげるには適度な睡眠が必要である理由 睡眠が脳に良いことはすでに知られていますが、ロチェスター大学の新しい調査により、脳細胞が睡眠を必要としている理由(しかも適切な方法で睡眠をとることが必要です。これについては後述します)を示す直接的根拠が初めて提示されました。その研究により、目覚
By: Domenico Salvagnin – CC BY 2.0 必要な睡眠時間は皆一律ではない 私は普段、11時就寝、4時起きの5時間睡眠を習慣にしていますが、誰に対しても、「朝4時起きで5時間睡眠するのは素晴らしいから、あなたもすべきだ」というつもりは全くありません。なぜならば、人間の生活パターン、体質、体調、性格など、さまざまな要因が絡まりあって、最適な睡眠量が決まってくるからです。 ですから、自分の適切な睡眠時間を把握した結果、今までよりも早い時間に起きることになって時間を有効活用してもらえればいいな、と思っています。 生物時計と睡眠のメカニズムを研究されており、内科医として睡眠障害の診療を行われている粂和彦さんは、著書『時間の分子生物学』(講談社現代新書)にてこのようなことを書かれています。 どの程度が最低限の必要量かについてはなかなか難しいのですが、十分な量については、日中
異なる時間帯の国へ旅行するときなどに役立ちそうな、たった一晩で睡眠の周期を変える方法をWise Breadから紹介します。 How to Naturally Reset Your Sleep Cycle In One Night [ad#ad-2] この方法は時差ぼけを解消したり、シフト交代制の仕事の順応を改善するでしょう。 睡眠の周期を変える方法は、次の起床予定時刻までの12~16時間は食べるのをやめることだそうです。 次に食事をした時に、それが新しい一日のスタートとして体内時計がリセットされ、睡眠の周期をスムーズに変えることができます。 例えば、2:00 amに起床予定の場合は、前日の10:00 amか2:00 pmから食事を絶ちます。 旅先などで朝食がいつ出されるか確認して、その12~16時間前から食べないようにするとよいとのことです。 サイトではこの方法に基づいた小さい哺乳動物の行
新社会人の人とかが「仕事中眠くて・・・」とか「生活習慣が急に変わってつらい」とかよく言っています。 いちいち伝えるのが大変なので、前回に引き続き、まとめ系のエントリです。 とにかくおいらは寝るのです。春眠が暁を覚えてくれない昨今です。少しでも睡眠の質を上げるために、一時期調べまくってたので、それをまとめてみました。参考になれば・・・。食事編 食事のポイントは2つあって ・食べる時間 ・食べる栄養素(炭水化物減らしてタンパク質多くする、など) なのです。 食べる時間は3時間くらいまでに終わらせておくとして、栄養素に関しては以下のエントリが詳しくて参考になりました。 たとえば、炭水化物について。 夕食で炭水化物をたくさん摂取すると、睡眠中の血糖値が高くなります。 睡眠中の血糖値が高すぎると、睡眠中の成長ホルモンの分泌が阻害されます。*1 成長ホルモンの分泌が阻害されると、十分に疲れが取れません
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