家庭用マヨネーズ最大手のキユーピーは7日、家庭向けの主力製品「キユーピーマヨネーズ」の容量を10月18日出荷分から変更し、現在の500グラムから50グラム減らし、450グラムにする発表した。1グラム当たりの単価はほぼ変えず、参考小売価格を現行の382円から350円に下げる。 都内で会見した好村博常務は「単身世帯の増加などに対応し、『開封後30日以内』に使い切っていただく狙いで以前から検討していた」とした上で「『実質値上げ』ではない」と強調した。 同社は原材料の食用油価格の高騰を受け、7月に2〜9%の値上げを実施。マヨネーズの価格もそれまでの357円から25円引き上げていた。