9月28日が最終回だったNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の放送期間中の平均視聴率は関東地区で20・6%、関西地区で16・9%だった。ビデオリサーチが30日、発表した。前作「純と愛」の関東地区17・1%、関西地区15・9%を上回ったが、1年前の「梅ちゃん先生」の関東地区20・7%、関西地区18・5%は下回った。 【写真】「あまちゃん」から 一方、総合よりも先に放送されるBSプレミアム(午前7時半)での視聴率は、朝ドラの放送を開始した2011年4月以降で最高の5・5%。「梅ちゃん先生」の4・8%を上回った。 BSでは、視聴率が1%を超える番組は珍しい。NHK関係者は「あまちゃんは、今まで朝ドラを見ていなかった若い人たちに人気があった。より早い時間に家を出る世代がBSで見ていたのだろう」と言う。録画で見たり、日に何度も繰り返し見たりする人も多かったとみている。 最終回は関東地区で23