テニスの全米オープンで大坂なおみ(20)が優勝した。四大大会シングルスを制覇した初めての日本人だ。 決勝の相手は四大大会23度優勝のセリーナ・ウィリアムズ(36)。試合は異様な雰囲気で進行した。 大手紙テニス記者が語る。 「セリーナが、禁じられている“試合中のアドバイス”を受けた、ラケットを叩き折った、審判に暴言を浴びせた、と3度の警告を受けたのです。最後はペナルティとして1ゲームが大坂に与えられました」 結局2-0で大坂が勝ったのだが、続く表彰式が試合以上に異様だった。 「優勝者と準優勝者が紹介されると、セリーナファンで埋まった観客席から大ブーイングが起きたのです。大坂は何一つ悪くはないのですが……」(同) だが、大坂のスピーチがブーイングを鎮めた。 〈皆がセリーナを応援していたのはわかります。こんな結果でごめんなさい〉 と英語で謝り、続けて、 〈セリーナ、プレーしてくれてありがとう〉