療養中児童 ネットで母校卒業式参加 重い心臓病で大阪大病院(大阪府吹田市)に入院中の小学6年の女子児童が18日、病院と富山県氷見市の小学校をインターネットで結び、同級生と一緒に卒業式に参加した。 児童は氷見市立宇波小学校(小林悦郎校長)に通っていた山下真緒さん(12)。インターネットのテレビ会議システムを利用し医療スタッフが卒業式が行われる宇波小の体育館に置いたモニター画面に、真緒さんが映るよう工夫した。 真緒さんは症状が悪化したため昨年2月に入院。18日は、病院内にある大阪府立刀根山養護学校(牧野修司校長)の分教室での卒業式になった。 胸に花飾りのついた黒い服で車いすに乗って入室。スクリーンに映ったクラスメートの姿を見ると笑顔を見せた。自分の名前が呼ばれると緊張した様子で「はい」と返事して立ち上がり、卒業証書を受け取った。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く