沖縄県議選は16日、投開票され、玉城デニー知事を支える与党が半数の24議席を割り込み、野党・中立の過半数奪還が濃厚となった。玉城県政にとって大打撃で、今後、厳しい県政運営を強いられる。 県議選で「オール沖縄」の与党と野党・中立の構図が逆転するのは初めて。辺野古新基地建設への対応や県議選の最中に急きょ争点化した給食費無償化などを巡り、県議会は大荒れとなりそうだ。
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沖縄県議選は16日、投開票され、玉城デニー知事を支える与党が半数の24議席を割り込み、野党・中立の過半数奪還が濃厚となった。玉城県政にとって大打撃で、今後、厳しい県政運営を強いられる。 県議選で「オール沖縄」の与党と野党・中立の構図が逆転するのは初めて。辺野古新基地建設への対応や県議選の最中に急きょ争点化した給食費無償化などを巡り、県議会は大荒れとなりそうだ。
[反ヘイト] 那覇市の居酒屋が入り口に「ジャパニーズオンリー」と書いた紙を張り、外国人の入店を拒否していた。国籍による違法な差別で、市民グループが気付き、行政に相談した。現時点で店側は張り紙を取り外しているが、客や通行人を傷つけていた事実は残る。行政による支援や啓発の必要性も浮かぶ。
沖縄知事選の期間中、そして投開票後も、SNSで沖縄や外国ルーツの人々に対する醜悪なヘイトスピーチがはびこっている。市民グループ「沖縄カウンターズ」が調査して175件を確認したが、氷山の一角。県は本年度中にヘイトスピーチ対策条例を制定する方針で、再選した玉城デニー知事は「できるだけ早期に」と意欲を示している。(編集委員・阿部岳) 沖縄カウンターズは8月25日の告示後、ツイッターに限って「沖縄」「土人」などの言葉の組み合わせで検索して調べた。その結果、変えられない属性を理由に差別を扇動するヘイトスピーチがあふれていた。 「沖縄土人に選挙権は早かったね」「沖縄人、日本から出ていけ!」「令和の琉球処分が必要だ」など、差別、排斥、制度的な暴力を扇動するものがあった。 「お前らは中国人と同じや」「沖縄の土人達(たち)は在日が沢山(たくさん)いるようです」など、外国人差別と重ね合わせた書き込みも放置され
沖縄県は、25日に開いた「アドバイザリーボード会議」終了後、会議開始前の知事や委員の雑談部分の報道を控えるよう、報道各社へ通知した。その後、会議外の発言であることに「留意」するよう再通知し、事実上、報道への制限はなくなったものの、公の場での発言にいったんは報道の制限を求めた県の姿勢に、識者は「問題がある」と指摘する。 知事の「ゼレンスキーです」との発言は雑談の冒頭にあった。その後には知事が、日米首脳会談で台湾有事での軍事的関与を明言したバイデン米大統領の発言の真意を尋ね、委員が回答する場面があった。 県は本紙取材に、「雑談部分」は「バイデン氏発言に関するやりとり」との考えを示した。報道を控えるよう伝えたことは「予定外のやりとりで、委員も報道される前提で話しているか分からないため」とした。 報道を控えるよう通知した「雑談」に、県が「ゼレンスキー発言」を含んでいたのか、真意は不明だ。 ただ、取
名護市辺野古の新基地建設の賛否を明確にせず臨んだ現職の渡具知武豊氏が23日の同市長選で再選を果たした。「辺野古への審判は下った」と早くも歓迎する政府・与党に対し、岸本洋平氏側は「新基地建設への信任ではない」と反論する。ただ、新基地反対が市民の投票行動につながらなかったのも事実で、玉城デニー知事には大きな打撃だ。前回2018年に続き市長選で地元の「辺野古反対」の民意をくみ取れなかった「オール沖縄」。防衛省の変更承認申請を不承認とした知事の後押しとはならず、県と政府との闘いは厳しさを増す。 (政経部・大野亨恭、北部報道部・當銘悠、東京報道部・嘉良謙太朗) 「票差は問題でない。辺野古問題で勝った象徴的な結果だ」。自民関係者は再選の意義を強調した。 辺野古問題は玉城県政の最重要課題だ。新基地建設阻止を掲げた翁長雄志知事の死去後、県政を継いだ玉城氏の「底流」(県幹部)にある課題で、岸本氏は明確な対立
対潜水艦戦の訓練でヘリコプターが使われていたのは、潜水艦の探知は微弱なスクリュー音を探る以外に方法がないからだ。海中は電波が伝わりにくく、航空機を探知するようなレーダーは使えない。ヘリからつり下げたソナー(音波探知機)でスクリュー音を探り、潜水艦の位置を特定するには三角測量の技法が使われる。 今回の事故では、3機のSH60K哨戒ヘリがそれぞれのソナーで海中を探り、3機でつくった三角形の中に潜水艦を追い込んで位置をピンポイントで特定するための訓練だった。このうちの2機が空中で衝突した。 事故が起きた伊豆諸島の鳥島東方海域の天候は晴れ、満月の2日前に当たり、月明かりもあった。他機の接近を知らせる計器に加え、衝突防止灯もあるので目視でも互いの位置は確認できたはずだ。 しかし、夜間の事故は過去にも起きている。2021年7月、鹿児島県の奄美大島沖で夜間飛行中の哨戒ヘリ2機が接触した。うち1機は全地球
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