ヨーロッパ各地の祝祭や儀式に現れる、原始の名残がある獣人(仮面をかぶったり、動物の毛皮などで出来た�衣装をまとい、こん棒などの武器を手にした)をまとめた『WILDER MANN』。そんなシリーズに続き、日本の伝統行事で、古来から受け継がれる衣装をまとった人々のポートレートを納めた写真集『YOKAI NO SHIMA』がリリースされる。若手建築家、松島潤平が手がけた会場も印象的だった、銀座メゾンエルメス フォーラムでの展示にて、シャルル・フレジェ本人に今回の作品について聞いてみた。 カセ鳥 五穀豊穣と商売繁盛、または火伏せのため、山形県に伝わる行事で、腰に藁を巻き、手拭いで顔を覆い、ケンダイという蓑をかぶる人に、頭から水を浴びせる。 © Charles Fréger/ Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès 衣装をテーマにしていると伺いましたが、衣
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