なんかそういう流れが来てるかもしれません。いったいなんの話かというと、ここんとこ旧知の仲というか、以前親しく交際していた人たちから、相次いで連絡が来るようになったのです。中には10年ぶりに会話をした人もいる。とりあえず現状、死んだりとか大きな病気になったりしてる人もおらず、どっこい生きてることが分かって安心しましたよ。 しかし、大学時代にアパートの六畳間で身を寄せ合って麻雀牌を囲みながら、スケベな話で盛り上がってた頃からずいぶんと時が経ってしまったものだ。当時は時間が停滞している感覚があり、サイゼリアやボーリング場でいくら時間を潰しても、時が消費されずにループしている気がしてたんですが、そんなことなかった。現実は着実に進んでいき、皆なにやら急にスーツや白衣や作業着を纏ったかと思いきや、地球全体に散り散りになっていきましたよ。 お互いの距離感がスーッと引いてしまってからようやく、「ああやって