ブックマーク / kimatamajurnal.hatenablog.com (4)

  • 夏は台風とともにどこかへ行った - きまたまジャーナル

    都心の庭園から自宅へ。日差しも風も、肌触りがすっかり秋だ。一駅手前で降りて、久しぶりに川沿いを歩く。 川向こうの高層ビルを照らしながら、ジリジリと陽が沈む。ラテアートをくるっとひと匙かき回したような、薄い楕円に広がる雲。空のはるかに高いところを、トンビが3羽舞っている。 ツツツーと足元を通り抜けていくのは、赤とんぼの群れ。飛んでいるのか、風に煽られてただ飛ばされているのかはわからない。 虫かごと網を持った親子連れとすれ違う。この低さでこの数、目をつぶって網を振り回しても、何匹か捕まえられそうだ。

    夏は台風とともにどこかへ行った - きまたまジャーナル
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    byte0304 2023/08/23
    素敵な写真ですね👏雰囲気がとても良きです👏👏👏
  • ドガの踊り子に寄せて - きまたまジャーナル

    遠くに住む友人宅からの帰り道。日陰と、秋色の紫陽花を探しながらお散歩。日に日に色褪せていくカサカサした花びらが、やっぱりとても好き。 紫陽花の花言葉は「移り気」。ブライダルブーケには向いてないというけど、いつも変わらず安定した人と、ネコの目のように気持ちが変わっていく人、私なら両方とも惹かれてしまうかな。 古い民家の軒先に、誰知らずという感じで咲いているアンティークな紫陽花。 こちらのタイプの紫陽花は、咲き終わるとこんなふうに花びらがお辞儀をする。わかりやすくてかわいい。ふと思い出すのは、ドガの踊り子。 華やかな公演の幕引きに、舞台からふわっと挨拶を送るダンサーのチュチュのようで、名残惜しいような、心満ちるような、ありがとうみたいな気持ちになる。 ドガの絵で有名なのは、たぶんこっち。美術の教科書に載ってなかったっけ。この絵だって、仕上がってすぐの頃は、もっとフレッシュな色合いだったはず。

    ドガの踊り子に寄せて - きまたまジャーナル
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    byte0304 2023/07/09
    紫陽花の雰囲気がとても伝わる写真ですね(^^♪お上手です👏👏
  • 紫陽花 - きまたまジャーナル

    今年は、去年ほどいい状態の紫陽花に出会えていない気がする。あまりマメに撮りに行ってないせいかもしれないけど。 チュッパチャプスみたいに元気よく空に突き出している紫陽花に会いたい。 白い紫陽花が好きな友だちがいて、アナベルが群生しているのを見るたびに彼女を思い出す。晴れ渡った朝の空をバックに撮る、ふわふわのアナベルは最高。あまり雨に濡れすぎると、水を含んだ頭が重くなるのか、一斉にうなだれてしまう。これはすごく悲しい。 アナベルの美しさは、葉っぱに落ちた花の影が切り絵細工のように繊細なところにもあると思う。いつまでも見つめていたくなる。 これは、今まで見た中で、いちばんキレイと思った紫陽花。知らないおうちの軒先に、ぽふっと咲いていた。名前がわからないけど、どことなくロマンチックで七夕っぽい。浴衣に似合いそうな色でしょう?

    紫陽花 - きまたまジャーナル
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    byte0304 2023/06/24
    どのアジサイも綺麗ですね☺
  • ファイ・グリッド構図 - きまたまジャーナル

    難解な構図と言われるファイ・グリッド構図を意識して、桜を撮ってみた。 上の画像は拾い画だけど(すみません、出典不明)、こんな感じの構図らしい。4分割と対角線の構図の掛け合わせで、交点に見せたいものを配置するというもの。 鳥とかもいないし、桜だけなので、あっているようなあっていないような、やはり全然あってないような… でもこの写真のふんわり感は、お気に入り。Instagramでは、桜はもっと淡くパステルな感じのプリセットで仕上げるのが流行っているので、そうではなく、外国人のフォトグラファーがイメージする日みたいな雰囲気にしてみた。いかがでしょ。 少し翳りを入れて、純日じゃなく、あれれアジアンテイストも混じっちゃってるよ、みたいな感じ。あるいは、箪笥の引き出しをあけたらなぜか桃源郷が広がっている、御伽噺のワンシーンのようなニュアンスで。

    ファイ・グリッド構図 - きまたまジャーナル
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    byte0304 2023/04/12
    ファイ・グリッド構図、面白いですね(^^♪僕も参考にさせて頂きます😊
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