2014年12月7日、与党首脳との昼食会で朴槿恵(パク・クネ)大統領は強い口調でこう語った。日本語が語源である「チラシ」で韓国は大騒ぎだ。 大統領が公式の場で口にした「チラシ」とは一体、何のことか。韓国の政界、産業界、メディア業界は、この「チラシ」の話題で持ちきりなのだ。 日本語が語源の「チラシ」は自称「特ダネ情報誌」 韓国には日本語が語源である単語があちこちにあるが、これもその1つだ。日本では最近は、新聞の折り込み広告などについて使うが、韓国では、主に証券、金融市場などで出回っている情報を集めた自称「特ダネ情報誌」のことを「チラシ」と呼ぶ。 その実態はなかなか分からないが、ある大手新聞社の幹部はこう説明する。 「最近はデジタル化されている場合が多いが、何年か前まではA4用紙サイズで60ページほどの分量があった。政界だけでなく、企業情報、スポーツ界、芸能界の話題など、何でも載っていた。『こ
![韓国社会揺るがす「チラシ」爆弾 噂が大増殖、政財界にも深刻な影響 | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/835c623a21cb58cabe891a5644a2ba60f19f4d88/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2Fd%2F1200mw%2Fimg_9df0be486f151e01f30d169fb9950fe057669.jpg)