日本で「砂丘」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのが鳥取砂丘。おそらく100人の日本人に聞いたら、101人が「砂丘=鳥取」と答えるのではないでしょうか。 でも、日本一の砂丘は鳥取ではなく青森にある「猿ヶ森砂丘」というのはご存じですか? 広さは鳥取砂丘のおよそ3倍。圧倒的な広さで日本一なのですが、あまり知られていません。なぜなのでしょうか。今回はその理由を解き明かします。 観光できる日本最大級の砂丘は鳥取砂丘 image by:Shutterstock.com 猿ヶ森砂丘は、青森県東通村の尻労から小田野沢までの太平洋沿岸に広がる、約1,500haの砂丘。鳥取砂丘の面積が約545haですから、ぶっちぎりの広さで堂々の日本1位です。 でも、「鳥取砂丘は日本最大級」というフレーズを聞いたことがある人も少なくないはず。確かに鳥取市の公式サイトなどには、「日本最大級の砂丘」と書かれています。 気が早い人は