月の5回目の金曜日に特別企画を無料でお届けする5金スペシャル。今回は定番になりつつある映画特集で、以下の4作品(関連を含めて7作品)をジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。 ・『鬼滅の刃 無限列車編』 ・『TENET』(同作品との関連で『メメント』) ・『スパイの妻』(同作品との関連で『マリアンヌ』) ・『異端の鳥』 ・『生きちゃった』(同作品との関連で『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』) 鬼滅の刃については、同作品がコロナ禍で苦境に陥っていた映画界にあって、空前とも呼ぶべき大ヒットとなり、大人も子供のこれを涙しながら見ている理由やその背景などに迫った。 TENETについてはこの作品のモチーフを正しく理解するためにはクリストファー・ノーランの初期の作品『メメント』を見ている必要があるため、『メメント』も取り上げて、この作品が「逆回しのフェチ」ノーランの長年の念願が成