小型の模型を内部に入れ風を流すことで機体などの飛行特性などを研究することがでる風洞。これに関して中国で音速の実に30倍近い速度をシミュレートできるJF-22超高速風洞を2022年に完成予定と発表しています。 現在は音速を超える超音速・極超音速の機体などが開発されています。それを試験するとなると極めて高速な飛行環境を再現する風洞が必要になってきます。それが今回紹介するJF-22超高速風洞です。 この風洞は衝撃波風洞研究チームが行っているもので、最初の研究は1950年代と1960年代に始まりました。銭学森と郭永懐らは中国科学院の機械研究所に中国初の極超音速衝撃風洞を設立します。 現在使用されているのはJF-12という風洞でその発展型がJF-22です。JF-22は新世代航空機開発などの研究に用いるもので、スペックとしては高度40〜100kmという高高度を、毎秒最大10kmでの速度で飛行状態を再現
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