OpenOffice.orgは29日(米国時間)、フリーなオフィススイートの最新版「OpenOffice.org 2.2」をリリースした。日本時間の30日時点では、Windows 2000/NT/XP/Vista、Solaris SPARCとx86、Linux(x86)の4種に対応したバイナリパッケージが提供中。ただし対応する言語は英語やドイツ語など一部にとどまり、日本語版の提供開始時期は公表されていない。 約3カ月ぶりのアップデートとなる今回のリリースでは、カーニング処理がデフォルトで有効になるなど、文字の表示方法が改善。PDF出力機能も強化、bookmark(しおり)を作成するためのオプションが追加されたほか、ユーザがフォームフィールドを定義する機能もサポートされた。 表計算機能「Calc」ではMicrosoft Excelとの互換性が向上、ピボットテーブルの機能と三角関数の追加が行わ