先日、TVで流行りの散歩番組で、日本橋にある和紙の専門店を訪れて紹介をしていましたが、流石に歴史がある街の歴史ある商材だけあって、短い時間に手早く紹介されたのにもかかわらず、時が止まるような深い内容となっており強い余韻が残りました。 番組中に紹介された数々の和紙を使った現代美術的な作品の素晴らしさもさることながら、端々に映し出された映像から垣間見える、機械ひ漉き紙とは違った迫力ある手漉き和紙の魅力について探ってみました。 日本の和紙の起源 紙の起源は、古代エジプトのパピルスが有名ですが、現在の紙の原型ができたのは、紀元前2世紀の中国、漢の時代です。日本の最古の記録は、610年頃の聖徳太子が摂政の時代です。 朝鮮から製紙の方法が伝わり、仏教を重んじた聖徳太子が写経に用いる紙を必要としたため、日本在来の楮(こうぞ)を使った製紙技術の改良が行われ、沢山作られるようになりました。 やはり聖徳太子は
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