大牟田線の乗子 新聞社を舞台にしたちょっとゆるめのお仕事マンガです。地方の新聞社の肩肘張らない日常を、あるあるギャグを交えて読者に紹介します。
大牟田線の乗子 新聞社を舞台にしたちょっとゆるめのお仕事マンガです。地方の新聞社の肩肘張らない日常を、あるあるギャグを交えて読者に紹介します。
「社長が暴力団関係者との食事会に参加していたと、警察から問題視されている」―。4月、地場大手の設備工事会社(大分市)が福岡市などの支店を結んで急きょ開いたテレビ会議。社員の男性は、会社側の説明に耳を疑った。 福岡県警は、同社を含む8社の代表者らが指定暴力団幹部と「密接交際」していたと公表。これに対し社長は、社員向けの配布文書で「相手が暴力団関係者とは知らなかったが、警察の取り調べに知っていたと答えてしまった」と釈明した。 一部の業者から取引が停止されるようになり、社員に動揺が広がった。テレビ会議から約2週間後の日曜の朝、社員が再び集められた。「会社は倒産します」と幹部。社員らは「社長は何と言っているのか」と詰め寄ったが、幹部は「詳しくは答えられない」と言うだけだった。 やりがいを感じてきた仕事を突然失った。長年勤めたが、暴力団の影を感じたことすらなかった。男性は「暴力団の問題が身に降りかか
ゆであがったうどんを釜から揚げ、冷水で締め、お客さんが来たら再加熱して丼に入れる-。これなら、すぐにでも出せるが、牧のうどんはそうしない。 「麺の硬さを選べるうどん屋さん、ほかにないでしょうね」。麺をゆで続けて22年の統括店長、山田雅也さん(44)の言葉に誇りはあっても気負いはない。 店内で釜と向き合うのは、「製麺者」と呼ばれる男性1人。「いらっしゃいませー」。お客さんが入ると、店員の誰よりも早く声を上げる。釜の前からでも駐車場の車の入りが分かるように、大きな窓が広がる店内。バス、ワゴン、セダン…。その乗員数を想定し、30分後の店内を思い描き、新たな麺を釜に入れるかどうかを瞬時に判断する。 足りないと思えば、平たく伸ばしておいた生地を手早く機器に入れる。次々に麺の形に切り込まれ、ベルトコンベヤーで釜の熱湯に落ちていく。 釜には、かご状の「バケット」が六つ入り、区分けされて麺がゆでられる。こ
福岡市は本年度から、学校給食用の米飯(精米含む)、パン、牛乳の基本食品3点について、市町村へ卸売りする公益財団法人福岡県学校給食会(同県筑紫野市)を通さず、食品業者からの直接購入に切り替えた。県内60市町村で、3点全てを給食会以外から購入するのは福岡市が初めて。給食会の仲介を省くことで、食物アレルギーに柔軟に対応でき、購入費は年間約5500万円(推定)削減できるようになったという。 同市は市立の小中学校と特別支援学校の児童・生徒計約12万人に給食を週5回提供。米飯は週3回、パン週2回、牛乳週5回で、この3点は給食会設立当初から同会を通じて購入してきた。2019年度の3点の購入費は約25億4千万円。 ただ同市は食物アレルギーへの対応強化などを図る上で「給食会は県内統一的な対応で、一部の子のアレルギー原因となる食材を使わないパンに切り替えてほしいといった要望になかなか対応してくれない」(同市教
賃貸住宅建設大手の大東建託(東京)は21日、居住地の住環境などについて尋ねた九州・沖縄の「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2020」の結果を発表した。1位は福岡市中央区で、上位10位に福岡県から7自治体(政令市は行政区ごと)が入った。生活の利便性が高い都市圏に加え、新興住宅地を抱える郊外の人気も高かった。 福岡市中央区は商業施設が集積する天神があり、大濠公園や市動植物園など各種施設も充実。要素別の評価では「交通利便性」「イメージ」「親しみやすさ」が高かった。 2位の福岡県新宮町は、新宮中央駅周辺で商業施設やマンション開発が進む。福岡以外では、熊本県菊陽町が4位、沖縄県北谷町が5位、熊本県合志市が10位に入った。商業施設への近さや交通アクセスの良さなどで人気という。 同社賃貸未来研究所の宗健所長は新型コロナウイルスの影響について「まだ分からない」とした上で、「テレワークではない元の働
福岡県行橋市の大国(だいこく)段ボール工業=寺沢一光(かずあき)社長=が製作したカウンター用の間仕切り板が、窓口接客部門を抱える企業や行政機関から注目を浴びている。西日本フィナンシャルホールディングス(福岡市)が傘下2銀行の全店に計1500枚を設置するなど、今月に入って2千枚以上の発注が殺到。休日返上で製造を続けている。 きっかけは今月初め、近隣の同県みやこ町からの依頼だった。「段ボールなら低コストでできるのでは」と、ネコの爪研ぎ道具などユニークな段ボール製品で知られる同社に相談。初めての製品で、飛沫(ひまつ)防止の透明シートの素材が懸案だったが、市販のビニール製テーブルクロスに着目し、数日で55枚を完成させて納品した。 直後、役場を訪れた西日本シティ銀行員の目に留まり、グループの長崎銀行分も含む大量発注に。さらに豊和銀行(大分市)や行橋市役所、郵便局、農協などから注文が相次いでいる。 段
拡大 注意欠陥多動性障害の女性は、仕事や家事を忘れないよう手帳に1日の流れを細かく記している。「診断を受けたことで、いろんな対策ができるようになった」 対人関係を築いたり、集中力をコントロールしたりするのが苦手な発達障害。幼少期での早期診断の大切さが叫ばれる一方で、大人になってから診断される人も少なくない。なぜ見過ごされているのか。背景には、いまだ「子どもの障害」との先入観が根強いことや、成人を診る精神科医に発達障害を専門とする医師が少ないことなどがある。 「もっと早く発達障害と分かっていたら人生変わっていた。17年間を返してほしい」。九州北部の男性(34)は高校時代、地元の精神科で統合失調症と診断されて治療を続けてきたが、昨年入院した九州大病院(福岡市)で発達障害の一つ、自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断された。 常に誰かに監視されているような妄想を抱くようになり、高校の教師に促され
生活保護受給者が地震や豪雨で被災した上、保護費を打ち切られる事例が相次いでいる。義援金を収入とみなされたり、親族宅に避難したことで「支援者がいる」と判断されたりするのが主な理由だが、中には困窮した暮らしに逆戻りする人もいる。支給の可否を判断する自治体は、被災者の事情に十分配慮した対応が求められる。 「義援金はだんだん減っていく。毎月入る保護費がないと、やっぱり不安」 2016年4月の熊本地震で被災した熊本県の女性(83)は悩む。生活保護を受給していたが、義援金と被災者生活再建支援金を収入とみなされ打ち切られた。年金収入はなく、義援金を取り崩して暮らす。 住んでいた賃貸住宅は壊れ、避難所や別の賃貸住宅を転々とした。夫は十数年前に死去し、1人暮らし。交通事故の後遺症で足が自由に動かない。月に6万円台の保護費が頼りだった。 生活保護制度は、被災した受給者が義援金などを受け取っても、自立更生に使う
失う声ソフトで残せる 脳性まひのプログラマーが自作、ネットで無料公開 2012年10月23日 10:00 カテゴリー:社会 九州 > 長崎 手に障害があるため、専用のスティックを使ってプログラムする吉村隆樹さん=長崎県佐世保市の自宅 脳性小児まひで手足などに障害がある長崎県佐世保市のプログラマー吉村隆樹(たかき)さん(47)が、病気の進行で声を失う筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病などの患者のために、パソコンにあらかじめ登録した自分の声で会話ができるソフトを開発し、インターネット上で無料公開している。吉村さんは「利用者からの感謝のメールが一番うれしい。思いを伝える手助けをしていきたい」と話している。 吉村さんは1984年、諫早養護学校(現諫早特別支援学校)を卒業。通信制大学に進学後、独力でパソコンを学んだ。キーボード操作は専用のスティックで行う。現在は佐世保市の臨床検査会社の
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