ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン教授とサマーズ元米財務長官は、世界経済の先行きに暗影を投じた。 トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が関税の報復合戦を激化させる中、クルーグマン教授は市場の慢心に警鐘を鳴らした。サマーズ氏は先進国には次のリセッション(景気後退)への準備が十分整っていないとの見解を示した。 「トランプ大統領が貿易戦争に向かって行進する中、私は市場の慢心に驚いている」と、クルーグマン教授はツイッターに投稿。「トランプ氏が行くところまで行って、世界経済を壊すのかは分からない。しかし、相当な可能性があるのは確かだ。50%?30%?」と続けた。
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