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2009年2月1日のブックマーク (3件)

  • 国別博士号輩出数 - 発声練習

    ニューロサイエンスとマーケティングの間 Being between Neuroscience and Marketing:ポスドク問題について思う 日では、東大だけで年間1100人以上(米国には事実上存在しない論文博士180人を除く)、京大が年500人強、全国ではちょっと古い資料でも年16000人!、妙に数字が多い保健分野を除いても年9000人も生み出されている。そもそも個々の大学の基礎的な実力、体力*4としてこんなに生み出せるはずがないと思うのに加え、総数としても人口比アメリカの2.4分の1しかないことを考えれば、かなり多いことは自明。 アメリカの方が博士がバンバン輩出されているイメージがあるからびっくり。調べてみた。 平成20年度の学校基調査:博士課程の専攻分野別 入学年度別 卒業者数によれば、平成20年度の博士課程卒業者は以下のとおり(博士課程の進路別 卒業者数 の数字とはい違

    国別博士号輩出数 - 発声練習
  • 村上春樹がほんとにすごいところは…… - finalventの日記

    ⇒アンチ春樹ストの私が村上春樹の凄さについて羅列してみるよ! - 国語の成績が悪い まあ、そういうのもあるけど。 村上春樹がほんとにすごいところは、韓国中国に多数の読者を得ているとこだよ。 欧米で読まれているというなら、まあ、いわゆる優れた文学なんだけど。 村上春樹は実はアジアを変えてしまったこと。 あとついでにいうと。 いわゆる村上春樹的なイメージというのは初期の作品のテンプレになりがちだけど、春樹文学がずしんとし始めるのは、クロニクルのノモンハン事件を扱うあたりかな。 オウム事件と阪神大震災という歴史の、無意識的な暴力性みたいなのから、日の近代史に潜む暴力性の源みたいのを探ろうとしはじめたところ。 この根はワンダーランドのヤミクロとかにもあるし、ダンスにも見られるのだけど。そういうなんというか、ニューヨーカー的ないわゆるきれいな文学的な技巧をすてて、むしろ第三の新人のような、日

    cTak
    cTak 2009/02/01
  • 「ないです」について - 一波未平一波又起

    異邦人 (新潮文庫) 作者: カミュ,窪田啓作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1963/07/02メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 167回この商品を含むブログ (412件) を見る先日カミュの『異邦人』を読んでゐて、思はず「うむ」と声が出てしまつた。内容についてではなく、翻訳された日語の文章に対してだ。この小説の終盤、殺人を犯した主人公ムルソーに対して死刑判決が下された場面。 弁護士は私の手首にその手を載せた。私はもう何も考えてはいなかった。しかし、裁判長は何もいい足すことはないかと尋ねた。私は考えてみた。私は「ないです」といった。(p.111) 「ないです」。 実は、非母語話者向けの日語教科書には、このやうな「(名詞が)ないです」といふ言ひ方は載つてゐないのだ。 『コミュニケーションのための日教育文法(asin:4874243347)』に収録されてゐる論文「コミュ

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