博士課程の学生がする研究に対して年180万円程度の「給与」を支払う制度を創設するため、文部科学省は新年度の概算要求に約66億円を盛り込むことを決めた。職業意識をもって研究に専念してもらう狙いがあり、2千人程度の枠を見込んでいる。 大学に博士課程の学生を対象にした「特別研究アシスタント」のポストを設け、公募や選抜で選ばれた学生と大学が雇用関係を結び、生活を支えるための実質的な給与を支払う。来年度にポストを設ける大学を募り、まず5年間にわたり支援する。 博士課程の学生は、学費を払って研究を学ぶ一方、指導教官から共同研究者として実験などを任されていることが多い。現状では、博士課程に進み研究を続けたいと思っても、待遇やその後の進路への不安から、あきらめるケースもあり、新制度は優秀な学生を確保する狙いもある。 博士課程の学生への経済支援では、個人を対象にした特別研究員制度があり、約4600人が
「悪貨は良貨を駆逐する」を間違った意味で覚えていたかも。 グレシャムの法則は、「人々が良貨を欲しがるが故に良貨が消えてしまう」という逆説的な状況を表しているのです。これは、グレシャムの法則の今日的な用法(?)である「粗悪品が出回ると良いものが購入(欲求)されなくなる」とは全く異なる論理です。 『歴史が教えるマネーの理論』 たとえば、金20gを含む1万円金貨と金1gしか含まない1000円金貨があったとします。 この場合、1万円金貨はできるだけ手元に置いておき、1000円金貨を優先的に使いますよね。 そうすると、悪貨である1000円金貨のみが流通するようになり、良貨である1万円金貨は流通しなくなります。 これが「悪貨は良貨を駆逐する」という正しい意味です。 安い中国製品のために質の良い日本製品が売れない、というのは「悪貨は良貨を駆逐する」ではないということです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く