スノーピークのキャンプ用品をオフィスで活用するケースが増えている。企業は、フロアの一角にアウトドア用の家具を設置したり、ビルの外にテントやタープを張ったりすることで、生産性の向上やコミュニケーションの活発化を期待する。 ビルの前に並ぶいくつものテントやタープ。そこではネクタイ姿のビジネスパーソンらがリラックスした表情でミーティングをしている。 場所は、東京・品川にある複合ビル「品川シーズンテラス」の広場。同ビルを運営するNTT 都市開発は、近隣のオフィスワーカーを対象に、打ち合わせなどに使ってもらう期間限定サービスとして、18年9月10日からの8日間、「品川アウトドアオフィス」を開催した。 広場には、タープ(8人用の会議デスクとチェア、ホワイトボード)を4セット、テント(6人用のテーブルとクッション、ホワイトボード)を3 セット、たき火台を利用したテーブル(8人分のチェア)を2セットそれぞ