ウクライナ・キーウ近郊のブチャで、AFPの取材に応じるベラルーシ人のカリーナ・パチョムキナさん(2022年8月16日撮影)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP 【9月2日 AFP】ベラルーシからウクライナに政治亡命してきたカリーナ・パチョムキナさん(31)は2月初旬、首都キーウ北郊の緑豊かなブチャ(Bucha)のアパートに居を定め、これで危険から逃れられたと安堵(あんど)した。 反政府的なネット投稿を理由に逮捕されそうになり、6週間前にベラルーシを脱出。すでに複数の友人が刑務所に収容されていた。強権的な指導者が20年以上にわたり支配を続ける祖国と比べ、ウクライナは「100倍民主的」な国で、居心地が良かった。 ところが、引っ越してから2週間もたたない2月24日、ロシアがウクライナに侵攻。ベラルーシは攻撃の経由地となった。 パチョムキナさんはもちろん、ウクライナに暮らすベラルーシ